「永遠の0(ゼロ)」
(百瀬直樹・講談社)
仕事が忙しくて小説というものから久しく遠ざかっていたが、
休職で時間もできたので(笑)
入院した時に友人が貸してくれた「永遠の0(ゼロ)」を読む。
開いたら最後、時間を忘れて読んでしまうとか、
電車の中じゃなくても読みたい小説には、
近年なかなか出会えなくなっていたいけれど、
これはすごい。一気に読んでしまう。
しかも読後感がなんとも清々しい。
それにしても、誰も責任をとらない、責任をとらせない、
日本のトップの体質については、
原発問題を見ても、あいかわらず何も変わっていない。
自民党を見ていると、
国民の命などその他大勢として切り捨てるという感覚も、
2世政治家の深いところで受け継がれているように思う。
そして戦争を体験したはずの日本のお年寄りたちが、
依然、お国が決めてくれることを信じ、
相も変わらず自民党を支持するのはなぜなんだろう。
そして、余命短い(かもしれない)病気になってもなお、
自身のことしか考えていない自分も、深く反省しました。
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