2015/05/18

しばしのお別れ、ブリジストン美術館。

先週、京橋のブリジストン美術館に行った。
本日17日でリニューアルのために閉館になる。

水曜日の3時だというのに、チケットは長蛇の列(汗;
あまり並ぶことのない美術館なので、閉館間際は空くかと思ったけれど、甘かった。
連日5時までは並んでいるらしい。
よたよたしながら30分ほど並んで中に入る。

ベスト・オブ・ザ・ベスト
この展覧会は、すべて美術館で所蔵している絵なので、
入館料は800円と低めの設定なのも、人気の理由かもしれない。

何度も来たので、お目当ては決まっていたのだけれど、
あらためて一堂に観てみると、好きな絵ばかりだなぁ。

もう一度見ておきたかったのは、藤田嗣治の「猫のいる静物」。漆黒の空間が素敵。

関根正三、佐伯昭三、ピカソ、デュフィ、ザオ・ウーキー。
石橋さんの集めた絵は、どれも鮮やかな色が印象的だと思う。

マティスの「縞ジャケット」という絵に描かれているのは、娘マルグリット。
気管手術を受けた傷跡を、チョーカーで隠しているらしい。
ALSのような進行性の難病だったのかな?と想像したりする。


ブリジストン美術館のリニューアルオープンがいつになるのかは不明。
ビルの外の工事予定には、28年1月までとなっていたけれど、
オープンは数年後という話だった。

その頃には病気が治っていて、
新しくなった美術館に行けるといいな。

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