2015/02/13

コータリさんの闘病記

送られてきた通販生活(春号)のカタログを見ていたら、
介護用品やロボットを、神足祐司さんがレビューする特集が載っていた。

西原恵理子さんのグルメレポート漫画「恨ミシュラン」に、
コータリとして毎回登場していた神足祐司さん。
毎回酔っぱらっている人としてサイバラさんにいじられてた人かな?(笑)

そんなコータリさんがどうして介護レポートを?と思いましたが、
2011年にくも膜下出血で左半身麻痺になり、ずっと闘病生活を送られていたのだそうです。

介護は誰にでも突然やってくるものではあるけれど。
でも、コータリさんはあまりにもそういったものと無縁なイメージ。

ロボットスーツ「HAL」をはじめとした、最先端介護機器のレポートは、
患者が気になるところを的確に伝えていて、面白い。
さすがプロのコラムニストは違うなぁ。
利用者目線での福祉制度のレポートとか、患者会突撃ルポとか、
今後もコータリさんのコラムを、もっと読んでみたいと思った。


集英社から闘病記も刊行されていたので、こちらも拝読。

「一度、死んでみましたが神足裕司・著/集英社・刊)


記憶の障害もあったけれど、書くことを始めて、
日々のリハビリですこしずつ病気が治っていくのが、文章を通して伝わる。
太っ腹な奥さんと、やさしい子供たち。
在宅介護で一番大切なのは、やっぱり家族なんですね~。

でも、健康な普段のうちから、家族を尊重していないと、
ふつうは、いざ倒れた時に大事にしてもらえません。
あと、頑固もいけません。

父は昔から頑固で家族の言うことは聞かないし、
リハビリもしない。生活も変えない。
パーキンソン病に良いからすすめてるのに頑なに拒む。
みんな良かれと思ってアドバイスくれるのに、もったいない。
常に自分が正しいと思ってる。

まぁ、反面教師として今後の参考にはなるかな(笑)
俺の背中を見ろ!とまでは期待しないけど、
お父さん、もう少し頑張っておくれ~。

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