大手広告会社マッキャンエリクソンの広告プランナーであった筆者が、
30歳で難病ALSに罹患し、幼少時代や発病期の心境、
戦いの決意などをシンプルな言葉で語っています。
兄と一緒に医者からの「治せない病」という告知を受けた彼は、
「やりたいことをやれ、お金はなんとかするから」という兄の言葉に、
「思い出作りはいらない。」と、
気持ちはより仕事や今の生活を続けることを希望し、
病気を克服してからやりたいことはやると決意。
超わかりやすく、かっこいい強い言葉たち。
さすがクリエイター。
恵まれた環境を意識している彼は、何か使命を感じているのかもしれない。
ALSという病の認知向上に貢献し、治療方法が確立されるのを待つ毎日。
山中教授の資金援助に協力、前向きで人間として素晴らしい生き様-。
でも。
ソンナニガンバラナクテモイイノニ。
でも。
本当にいいの?
仕事以外のやりたいことやってから戦っても良かったのに。
動けなくても仕事できてるし。モッタイナイ。
おねーさんは心配になりました。
私はやりたいことやってから死ぬよ。
ご迷惑かける皆様、ごめんなさい。
もし治療法が見つかったなら、彼が一番に受けられますように。
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