9月15日放送のセッション22(TBSラジオ)
「パブリックコメントは機能しているのか?」 を聞いて、
おぼろげながらパブリックコメントについて感じていたことが整理できた。
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○:無駄じゃないという意見としては…
・法律施行前に国民の意見を言う唯一の機会である。
・大枠は変えられないが、細則については反映されている部分もある。
・良い意見については、後々見直されることもある。
(なので実現可能性も含めた意見の出し方が求められる。)
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×:対して無駄だという意見としては…
・すでに関係省庁間で調整した土台をもとに意見募集しているので、
一番変えてほしい大枠は変えられず、どうでも良い部分しか変わらない。
・パブリックコメント募集に掲載されている法律の文法が難しすぎて、
フォーカスすべき問題点が素人には分からない。
・そもそもパブリックコメントをやっていることを知らない人が多い。
専門家や関係者しかコメントしない。
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以上をふまえ、
難病新法についての再びのパブリックコメント募集が、
始まっているようなので、早速コメントしてみることにした。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?OBJCD=100495
10月6日締切分で、8件ほどコメントが募集されているのだが、
すでにタイトルからして意味が分からない。
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難病の患者に対する医療等に関する法律施行令(案)附則第3条の規定により
読み替えて適用される第1条第1項第4号ロに規定する厚生労働大臣が定めるものを
定める件(仮称)(案)に関する御意見の募集について
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んで、概要を開いてもさっぱり分からん(笑)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000117338
※概要はPDFがダウンロードされます。
正直8件のうちどれを選んでもいいような気がしてきたので、
適当なものを開いて、患者会でも指摘されている下記3点についてコメントした。
・鼻マスクも人口呼吸器の範疇にいれるべき。
・進行性の病気にとって軽症者は働き続けられる補助不要者ではない。
・認定医・指定医がいない地域もあるので、遠隔地の通院について配慮が必要。
協会からも意見書などが提出されているので、いまさら私が送らなくても、
すでに行政側も理解している内容だとは思うけれど、数がものをいう場合もあるらしい。
さて、どのくらい聞き届けられるのでしょうか?はたして数は影響するのか?
パブリックコメントは無駄なのか無駄じゃないのか、もうすぐ分かります。
(施行してから、再度募集して修正した方が現実的な気がしますが)
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