舌の動きが悪いので、ラ行・タ行・ナ行が言えないのは前からだったのだが、
ここのところ、咀嚼があまりできていない。
食べものが舌の真ん中に留まって、口の中を動いてくれないので、
上手く噛むことができないのだ。
先生に訊いてみたところ、「舌下神経」というところが麻痺しているらしい。
舌をくるんと丸めたりできるか?と聞かれて、
できないことに初めて気づいた。いつからできくなっていたのだろう。
舌が動かないと、食べものがいつまでも口の中に残っていたりする。
食後は、冬眠前のりすのように、左右の歯の外側に食べものがくっついている。
加えて、味覚のレベルが以前と違う。
なんとなく味が、「ぬるい」。
…といっても、温度のことではなく、
味の感覚が、80%くらいになっている感じ。
グラタンにのっている溶けたチーズなど、
もともとはっきりした味ではないものだと、なんか物足りないのだ。
芳醇さというか、ミルキーな感じがしない。(この感じを伝えるのが難しいな・・・)
冷たいものだとさらに味は薄く感じるので、
アイスクリームの美味しさが良く分からなくなった。
私の大好きな、「中洞牧場」のソフトクリームが、どうにも美味しくない。
(本当は、超美味しいんですよ!)
うまくなめることもできなくなっていて、こぼしたり。
ひとりだと、やや人目も気になってきた。(泣
ALSには、味覚障害は無いと思っていたのに。
舌の中央部分でしか食べものを扱えないからだろうか。
これも、「小さな死」だなぁ。。。
▽「小さな死」についてはこちら
http://myu1967.blogspot.jp/2014/10/blog-post_6.html
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