告知から10ヶ月。
まだ歩行にも支障がなく、全体として進行は遅いように感じる私のALS。
そうは言っても、地味に進んではいるところが、進行性と呼ばれる理由なのだろう。
来週大学病院の診察日があるので、一旦ここで現状の症状をまとめておこうと思う。
診察の前はいつも、聞きたいこと、前回からの体調の違いなどを、
メモにまとめておくようにしている。
その方が、診察時間が有意義なものになる。
<現在の身体の状態>
・左手
手首から先だけじゃなく、腕も重くなってきた。
小指は曲がったまま、親指のつけ根は肉がなくなり、力を入れると関節がはずれそうな感じ。
顔を洗うときに左手で顔をさすることができない。
ドライヤーをかけるときは、壁にひじをつけてささえるようにしている。
・右手
無事だった右手も若干委縮が始まった。拇指対抗が弱くなり、ジップロックがしめられない。
水が入った鍋が持てない、洗濯バサミも開きづらくなった。
ただ、グッズで補助可能であり、日常生活はまだ普通にできる。
・口
食べものを舌でうまく喉に送り込めない。口腔内に食べかすがたくさん残る。
食べものを上手く噛めていない。飲み込みは問題ないが、
丸のみに近いので、胃腸が少し心配。
少し長く話すと声が嗄れ気味になりとても疲れを感じる。ラ行が言いづらい。
舌の委縮は、右側の方が進んでいる。
・足
足首が少し軟弱になったが、歩行はほとんど支障がない。
階段がつらくなってきた。長い階段や急な階段は、エレベーターを使う。
<現在行っている治療について> ※リルテック以外は自主的にやっている治療。
どの治療も手の進行には効いていない。
ある程度進んでしまった委縮には効かないのかもしれない。
明らかに足の進行はゆっくりになっている。
活性酸素除去は、残存している細胞のパフォーマンスをあげるのだろうか?
・プラセンタ注射(~半年目)
球麻痺症状に効果がでているように思う。
喋りやすさ、飲み込みやすさが改善した。(※中断すると悪化した。)
・水素水(~5ヶ月目)
効果は良くわからない。
・リルテック(~5ヶ月目)
球麻痺症状に効果がでているように思う。油断すると唾液が垂れる状態が改善した。
ただし、プラセンタとどちらが効いているかは不明。
副作用の頭痛やだるさは無くなった。
・グルタチオン点滴(~1ヶ月目)
週2回、1回1,000mg投与。歩きやすくなった気がする。
寒いと疲労感や脱力症状が増悪するのだが、点滴後は緩和される。
症状には関係ないが、お酒を飲んでも酔いにくくなる。
・コエンザイムQ10
サプリメントで摂取。疲れにくくなる。
・DHA・EPA
認知症予防に飲んでいるが、効果は不明。
在庫がなくなったところで、αリポ酸に切り替えようかと思っている。
・ラジオ体操
唯一やっているリハビリ。やるとやらないとでは、かなり体調が違う。
進行緩やかみたいですね。よかったです。
返信削除私のほうは両上肢下肢ともに進んでまして、転ぶことが増えました。
首も疲れると下向きになります。
タチオンは4か月週2・3回濃度は現在は2600~3000mgですが効果は?です。
嚥下呼吸機能はまだ何ともないように思えます。効いてるせい?
障害者手帳2級やっと取得、要介護1で訪問リハ始めました。
何かほかにないかと、二週間前にスーパープラセンタ打ちましたが・・・わかりません。
最近は鍼灸に手を出しています。
http://www.acumoxa.jp/als/
色々新しい発見がありましたらまた報告しますね。
ありがとうございます。
削除グルタチオン、かなり高濃度で点滴されてるのですね。
私は1週間に1,000mg×2回ですが、下半身に効いている気がします。
転ぶのだけは気を付けてと、どの患者さんからも言われるので、
くれぐれも気を付けてください。…といっても、寒いと突然ひざカックンのように脱力するので、防ぐ術が良く分からないのではありますが。。。
針は、札幌の統合医療の先生が下記の針治療を絶賛していました。
日本よりブラジルで有名らしく、国が認めている治療法だそうです。
パーキンソン病の患者が歩き出したりするとか。
といっても、クリニックは宮崎ですし、ALSの治療実績は不明なのですが。
山元式新頭鍼療法
http://ynsa-gakkai.com/ynsatowa/
札幌のクリニックの先生が山元式のセミナーに行ってきたということなので、年末帰省した折に良く聞いてみます。