2014/09/22

iPS細胞治療、あとどれくらい?

先週の土曜日9月20日は、
お台場で開催された医療セミナーに行ってきました。

日本せきずい基金創立15周年記念 Walk Again 2014
脊髄再生国際シンポジウム 「慢性期への挑戦」
http://www.jscf.org/events/images/walkagin2014.jpg

メインテーマは、脊髄損傷の治療についてですが、
最初のパネリスト、慶応大学の岡野栄之教授は、
HGFの治験(現在Phase I終了)のニュースなどで、ALS患者にもおなじみです。

「iPS細胞による中枢神経系の再生医療」というテーマでした。

最近なにかと話題を提供しているiPS細胞ですが、
実際のところどこまで進んでいるのか気になります。

理研での加齢黄斑変性症の治療が成功したことで、
もうまもなく!?という期待はありましたが、
眼と、脊髄では移植する細胞数が桁違いに多いのだそうで、
安全性の確認には、まだまだ時間がかかるようです。

クローズドな場でお話しいただいたことなので、
要点のみで詳細は控えますが、
脊髄へのiPS細胞移植の実用化の目標は、
脊髄損傷の亜急性期の患者については、4年後(H.29年)が目標とのことでした。

進行系難病の患者にとっては、近いのか遠いのか微妙な距離の未来ではありますが、
治験や許認可をスピーディにするべく、法律も変わりつつあるようですし、
再生医療は国家プロジェクトになってきつつあるのを感じた興味深い1日でした。

少し脱線しますが、、、
せきずい基金理事長の大浜氏の車椅子が気になりました。
何かメカがついてるんですが、カッコイイ!(何をする装置なのかは?)

車椅子もデコトラとか痛車みたいに、もっと自己主張しても良いなぁ。
(大浜氏の車椅子は別にデコトラ系ではありません、ブラックです。誤解なきよう。)

スポーツだってまずはカッコから入ると楽しいじゃないですか。
地味なデザインじゃないと、支給対象ではなくなってしまうのでしょうかね。
まだ歩けるのでその辺良くわかってませんが、、、

痛車貯金しようと思います!

(ガンダムみたいな…???いや、フェラーリみたいな???デコる???)

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