2014/07/17

ライフレッスン

ライフレッスン(エリザベス・キューブラー・ロス著/角川書店刊)



先日、図書館で借りて読んだ本。

紙の本は、いつかめくれなくなると思うので、
なるべく買わないようにしていたのだが、
この本は折にふれ読みたいので、あらためて買うつもりだ。

全部で15章の魂のレッスン。その言葉たちが、いまの自分にとても刺さる。


「わたしたちはいずれすべてのものを失うが、最終的に問題となるのは喪失そのものではない。家、車、仕事、お金、若さ、そして愛する人でさえ、じつは借り物にすぎない。」

「明け渡しと降伏には大きなちがいがある。降伏とは、たとえば致命的な病気の診断を受けたときに、両手をあげて「もうだめだ。これでおしまいだ!」ということだ。しかし自分を明け渡すことは、いいと思った治療を積極的に選び、もしそれがどうしても無効だとわかったとき、大いなるものに身をゆだねる道を選ぶことである。降伏するとき、われわれは自分の人生を否定する。明け渡すとき、われわれはあるがままの人生をうけ入れる。」

「いまの人生とおなじ人生は二度と手にすることはできない。…あの海、あの空、あの星、あの愛する人を、最後にもう一度だけみたいと願うようになるときまで待つ必要はない。いまこそ、それを、しみじみみてほしい。」


死ぬときまで、やりたいことを待つ必要はない。

そして明日が来る保障はだれにもない。

いまを大切に。今日を楽しもう。

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