2015/02/10

外来診察日(9)

先週の火曜日は、大学病院の外来診察日だった。

いつもは1階のコーヒーショップで、
まったりと美味しいコーヒーを飲んで待つのだけれど、
顔の怪我を隠すためのマスクを外したくないので、仕方なく待合室で。
待ち時間の1時間半がいつもより長く感じる。

さて、今回のメイントピックは、札幌への転院について。

転院するならば、やはり札幌医大でしょうということだった。
私の家からも近いので、それがいいかなと思う。

基本的には、紹介状を書くので問題ないそうだ。

いまの病院は、不要な検査はしない方針なので、
確定時の検査以降は、外来では検査はしていない。
転院先でまた痛い検査からやることにならないといいのだけれど…。
個人的には呼吸器検査が一番嫌いなんですけどね。(痛くないけど)

最近、食事の後で息が苦しいことがあったのだが、
パルスオキシメーター(spo2)は96だった。
正常範囲でホッ。食事の後だけ下がっているのかも。

リルテックを処方してもらう。今回から1万円かかるようになった。

進行が遅いのは、とてもありがたいことなのだけれど、
身の回りのことやお金のことを、
長期スパンで考えないとならなくなったのが、少々せつない。
余命○年と言い切れないので、パーッと貯金を使うって訳にもいかず。。。

札幌の家は、一応バリアフリー対応マンションなので、車椅子でも大丈夫そう。
食事も洗濯も母に手伝ってもらえれば、とても助かる。
施設に入っている父の介護費用も進行とともに増えてきているので、
東京を引き払って札幌に帰れば、生活費を実家に入れることができるし。

そう、札幌に帰れば。
色々な課題が解決するのは事実なのだけれど。

それでも。やっぱり、寂しいよー。

6 件のコメント:

  1. 2/4 コメントした者です。私も実家が雪国なので、なんとなくMyuHさんの気持ちがわかります。でも、お母様がお元気で、医大も近い、帰る場所があるのは幸せなことだと思います。今日は少し動き過ぎたのか、線維束収かあちこちおきます。ピクピクされると明るい気持ちにはなりません。なんとかならないものかな~

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    1. そうですよね…母は77なのに私の面倒を見てくれると言ってくれて、ほんと申し訳ないやら、ありがたいやら。。。

      東京生活も28年なので、故郷で過ごした時間より長くなってしまいました。その間の人とのつながりと、一人暮らしの気楽さを失うことが、いまはまだ少し怖いのですが、同時にこの年になってまだ新しい何かにチャレンジできるのは面白いかもと思う自分もいます。なかなか気持ちの整理はすっきりとはいきませんが、前向きに頑張ります!

      私は1年前の方がピクピクしてました。さわさわして、気持ち悪いですよね。いまはつっぱり感の方が強いです。すぐにつるので、うっかり伸びもできません(泣;

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  2. 今後はEと名乗らせていただきます。
    MyuHさんなら、引っ越し先でも新たなチャレンジをされることでしょう。ひとりでメトロポリタン美術館まで行かれる方ですから。実は私はダンナの転勤で、NYに5年住んでいたことがあります。メトロポリタンにも何度となく通いました。素敵な街ですよね。懐かしいです。

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  3. 素敵!会社のお金でNY暮らし、究極の憧れです(笑)
    メトロポリタン、展示が凝っていて何時間でも楽しめる美術館ですね。別館のクロイスターズもNY近郊とは思えないのどかな丘の上にあって美しいところでした。
    事前の予想と違って、NYの方はとても親切だったので良い想い出になりました。

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    1. そうなんです。NYは弱者〈女性や障害者)に優しい街なんです。レディファーストの習慣も、教養ある人々の間では小さな男の子でさえちゃんとしてくれますからね。しかしまた、いったん何かトラブルがおきた時には、権利の主張が激しく、日本では考えられないような大変な面もありました。

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    2. なるほど~、旅行と住むのでは見える世界が違うのですね。
      難病も自分が当事者になってみて、認識が変わる局面が何度かありました。難病国も住んでみると不思議なルールとかヒエラルキーがあったりします。

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